東京出身の私が義実家のある宮城へ移住した理由

同居について

こんにちは、ぶるめいです。

私は現在夫の実家のある宮城県で義理の両親と同居しています。今年でこちらに引っ越してから3年がたち、ようやくこちらの生活にも慣れてきました。

そもそも私がなぜ、夫の実家のある宮城へ移住することになったのか?

私の人生におけるターニングポイントといえる地方移住についてのきっかけをお話ししたいと思います。あくまでも私の場合の理由なので、参考程度にお読みください。

この記事はこんなひとにおすすめ

・都会の人が移住するきっかけや理由とは何なのか知りたい人。

・義実家同居や地方への移住に悩んでいる人。

夫は4人兄弟の長男です。そして夫の実家は本家にあたります。本家の長男は実家に戻って家を引き継ぐというのが地方ではどうやらお決まりのようです。ゆえに、結婚したらいずれは義実家のある宮城へ移住し、義両親と同居するということは決まっていたのです。

私は結婚前に付き合っていた頃にこの話を彼⁽現在の夫⁾から聞いて衝撃を受けました。東京で育ってきた私とはそもそも土地や家に対する考え方が違うのだと思い知らされました。私にとって実家は、出て行くのが当たり前のものでした。親との同居など自分の実親含め、考えたこともありませんでした。

彼は実家にいずれは実家に帰るという事実を重荷に感じていたり、拒否する様子もなく、ごく自然に当たり前の子として受け入れていました。私にはそれが驚きだったのです。

移住するタイミングはまだ明確には決まっていなかったものの、当時は悩みましたし東京をいつか離れることにさみしさも感じていました。

ですが、私は夫が大好きで離れたいとは思わなかったので、それらも全部受け入れたうえで夫と結婚しました。結婚するころには不思議といつか夫の故郷で暮らすことがそこまで不安ではなくなっていました。

2人目の妊娠と義実家の建て替え

突然ですが実は私は、二人目妊娠中当時2歳の長男を子育てをしていた時、めちゃくちゃメンタルが不安定でした。

当時、夫の職場があった神奈川県でアパートを借りて暮らしていました。神奈川といえども都心からは離れていた地域だったため、小さな子供連れで東京へ頻繁に行き来することは難しかったです。専業主婦なので家で子供とずっと二人きり、自分でもどうにもできないほど感情のコントロールができなくなり、涙が止まらないこともよくありました。

しかも、2人目妊娠中に夫が異動となり、毎日夜遅くまで帰宅できない日々が続きました。夫が夜勤の日は一人で子供を守らなくてはいけないというプレッシャーに押しつぶされそうになり、特に心細かった記憶があります。

イヤイヤ期、長男のアレルギーへの配慮、妊娠中の体への負担、いろいろなことが積み重なり毎日イライラして、長男を叱っては自己嫌悪で涙が止まらない日々が続きました。

そこでふと思いました。

「わたし、二人の子育てをこの家で、この環境でやっていく自信がない、無理だ」

甘い考えだといわれても仕方ないですが、私はこのままこの家でこの生活を続けていけば、笑顔で子供たちと過ごせなくなってしまうと思いました。二人目が生まれればもっともっと余裕がなくなって、きっと子供たちにとって良くない方向へ進んでいってしまう。それは何とかして、阻止したい。

そんなとき夫の実家が築50年の家から生まれ変わり、新築の一軒家が完成しました。お披露目もかねて、夫と息子と3人で夏休みに宮城へ遊びに行きました。一軒家に住んだことのない私には、新しくて大きなその家がとても魅力的に感じました。

ここで義理の両親に助けてもらいながら子育てがしたいと思いました。一人ではなくて、助けてもらいながらみんなで子育てがしたいと思ったのです。

長男の幼稚園入園前に移住を決意

二人目を妊娠していたとき、長男は2歳。当時住んでいた近くの幼稚園でプレに通っていました。とても仲の良いお友達もできて、私も楽しかったです。このまま幼稚園に入園するといつか引っ越すことになったときに、余計にお友達との別れをつらくさせてしまうのではないか。

私は夫とたくさん話し合いました。私の子育てへの自信のなさ、迷っている気持ちを夫にはたくさん聞いてもらいました。そして、長男が幼稚園に入園する前というこの時期が私たち家族の地方移住のベストタイミングだという結論に至り、妊娠中の長女が生まれた後すぐに宮城の義実家へと移住することになりました。

夫は当時の職場で大変ながらも仕事にやりがいを感じていて、きっと仕事をやめなければいけないのはつらいはずでした。ですが、夫は私の「周りに助けてもらいながら子育てがしたい」という気持ちを尊重してくれました。

まとめ

今回の記事では、私たち家族がなぜ移住することになったのかについて書かせていただきました。

私たち家族の場合は、二人目の妊娠や長男の入園、新築の義実家完成などが重なったタイミングでの移住となりました。

正直妊娠中に不用品の処分に奔走したり、生まれたばかりの長女がいる中での引っ越し作業はとても大変でした。夫が有給消化で早めに退職してくれていなければどうなっていたか…

移住してよかったなと思うのは、私自身が余裕をもって子供たちと接することができる時間が増えたことです。夫の帰宅も転職して早くなり、夫婦でゆっくり話せる時間も多くなりました。

そして、こうやってブログをはじめてみようと思うきっかけもできました。

とはいえ地方に来て3年、いいことばかりではないですし、大変なこともあります。ですが、移住して後悔したことより良かったと思うことのほうが多いので、まあ良しとします!!

おしまい

コメント

タイトルとURLをコピーしました