2020年から世界中で新型コロナウイルスが流行していますね。
60代の義父母と同居する6人家族の我が家では、コロナ禍の生活において同居って難しいなと考えることが多くなりました。
この記事は私が感じたことをただ書き連ねているので読みづらかったらすみません。
義理の両親や妹との「自粛」の考え方の相違
2020年に新型コロナウイルスが猛威を振るい、緊急事態宣言が政府から出されましたね。海外への渡航、県境をまたぐ移動や外食などの自粛が呼びかけられ日常生活の中での行動制限を国民に政府が求めるという異例の事態でした。我が家の義母は病院勤務、義父は心臓に持病があるということで、私も東京の実家には2020年は一度も帰ることができず、子供たちとのおでかけや外食も控えていました。
もともと義両親は頻繁に出かけたり、外食をするようなタイプではないため特に問題なく緊急事態宣言中は過ごせていました。当然幼稚園も休みになってしまったので、義母の仕事が休みの日に子供たちをお願いして、仕事を始めることもできました。
しかし、問題が生じました。夫の妹つまり私の義妹ですが、かなりの曲者なのです。義妹は関東在住なのですが、夏休みに急遽2週間ほど実家に戻りたいといってまだ0歳の赤ちゃんを連れてきました。
翌年の夏休みには2人目が生まれたのですが、再び1週間ほど滞在し、自分のお友達やその子供を招いて夏祭りをやりたいといってイベントをやってしまいました。
緊急事態宣言やそれに伴う行動自粛要請に私たち家族は従い、実家にも戻れず子供たちにもたくさん我慢をさせてしまいました。しかし義妹は関東から宮城へと訪れた上に、何度も義母を用事があるたびに関東に呼びつけて、行ったり来たりさせました。
私にとってこの問題は非常に難しかったです。「自粛」という言葉のとらえ方や考え方が私と義両親、そして義妹家族とでは全く異なっていたのです。結局感染者が特に増えてきていた年末も私たちは帰省を自粛しましたが、義妹も義弟も家族全員で実家に集まりたいと言ってきて、義両親はそれを受け入れてしましました。
私としては、なるべく普段会わない人との会食や集まりは子供たちへの感染も怖かったので避けたかったのですが、気持ちを義両親に伝えてもなかなか分かってもらうことができずとても悲しかったです。
大型連休・お盆期間・年末年始の帰省
私の夫は4人兄弟で、義父も4人兄弟、義祖父は10人兄弟ととにかく親戚が多いのです。夫ですら親戚の顔を全員は把握できないといいます。私は親戚が絶え間なく訪れるお盆や年末年始に最初は戸惑ったものの今は慣れてきました。しかし、夫にはきょうだいが3人もいるのでそれぞれが自分の子供を連れて帰省してくる大型連休は家の中がとっても密になります。夫の姉は海外在住ですが、妹と弟は関東在住なので毎年帰省してきます。
それぞれ家族がいるので全員集まると、大人8人子供5人の計13人が一つの家に集まることになるのです。我が家は一軒家ですがお客様用の部屋は1部屋しか用意できないため、家の中がカオスになってしまいます。トイレもおふろもすべて共有ですし、小さい子供が多いのでとても気を遣います。
私たち家族が東京へ脱出できればそれが一番なのですが、コロナ渦で東京の実家から帰省を断られてしまったときは、途方にくれました。とにかく大人数が1つの家に集まることが心配でたまらなかったため、義父に何とかかけあって、義理の妹たちの帰省は中止になりました。
感染症に対する隔離の難しさ
病気のかかると重症化するリスクの高い高齢の義理の両親と、感染予防などまだ難しい子供たちとの同居はそれだけでリスクを伴ってしまいます。コロナウイルスにかかわらず子供は病気になりやすいです。まだ免疫力が大人に比べて乏しいので仕方ありません。
義父は同居したてのころ、子供たちが風邪をひくと、「移すなよ…」とあからさまに拒絶するような態度や発言をしたことがあります。息子はそれに傷つき、私も腹が立ったので思わず強く「一緒に住んでるんだからそんなこと言われても困る」と言い返してしまったことがありました。
また、コロナの流行時に夫が濃厚接触者に該当するかもしれないと伝えた際には「鍵を閉めてそのまま入れないようにしよう」などと言って締め出そうとしたこともありました。今思うとそれらは冗談交じりだったようにも思えますが、私は不快に感じてしまいました。
義父の立場からすれば、心臓に疾患を持っていてリスクが高いので病気を恐れて「移されたくない」と思ってしまうのは当然だと思います。しかし、まだ小さい子供たちを完全に別の部屋に隔離することなど難しいのです。なるべく風邪をひいたり熱があるときは私以外は子供たちに直接接触させないように配慮していますが、二世帯でキッチンやお風呂が分かれているわけでもないこの家での隔離はいまだにどうしたらよいのかわかりません。
まとめ
義実家同居はただでさえ気を遣いますが、子供たちが病気の時はなおさら気を遣いすぎてとても疲れます。どうせ同居するなら、新しい生活様式の中に「完全同居はなるべく控える」「できれば家族ごとに生活環境を分けましょう」というのを組み込んでしまうぶるめいなのでした。
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